2012年3月25日、ついに夢の扉が開いた"ニャー"。

お笑いタレントの「猫ひろし(本名: 滝崎邦明)」さんが、カンボジア国籍を取得してチャレンジしていたロンドン五輪の男子マラソン出場。

カンボジア代表として決定したことを、カンボジア・オリンピック委員会のワット・チョムラーン専務理事が明らかにしました。

猫ひろしの実力『A標準記録プラス15分26秒』

さて、俗に『参加することに意義がある』とも言われるオリンピック。

アスリートなら誰もが憧れる"晴れの舞台"ですが、実際に出場することになった猫ひろしは如何ほどの実力の持ち主なのか。

出場に必要な「標準記録」の存在

IAAF(国際陸上競技連盟)が定めているロンドンオリンピック出場のための「標準記録」というものが存在しています。

マラソンについては下記となります。

男子マラソンA標準記録
2:15:00
男子マラソンB標準記録
2:18:00

猫ひろしのパーソナルベスト「2:30:26」

肝心の猫ひろしの自己ベストは「2時間30分26秒」。

そうA標準記録はもちろん、B標準記録と比較しても「12分26秒」オーバー。

また、マラソン女子の記録となる、あの野口みずき選手が2005年9月25日ベルリンマラソンでマークした「2時間19分12秒」からも大きな遅れ。

じゃ、なぜ出場できるのか。

"特例"という枠があるから。

参加標準記録を突破した選手が1人もいない国・地域には、男女1人ずつがいずれかの種目に出場できるという権利があります。

それが"特例"です。

実力的には当然、出場圏外ですが特例としてロンドン五輪出場に至った猫ひろし。

カンボジア国民の皆さん的にはどうでもいい感が強いと思いますが、商業的にはいいんではないかと。

おもしろマラソンガイドブック
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